岩渕貞太 Teita IWABUCHI

photo:Nomura Sakiko
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Gold Experience
[岩渕貞太 身体地図] 新作ダンス2020

Gold Experience

*全4回公演すべて無事に終了いたしました。
望外に大勢のお客様にお越し頂き、作品の手ごたえをしっかりと感じる事ができました。岩渕貞太をはじめ、出演者、スタッフ一同、心より感謝申し上げます。
Webアンケートへのご協力もありがとうございました。重ねて御礼申し上げます。


カラダに刻まれた経験の重層を掘り下げ、幾多の記憶を超えて踊られる、身体の考古学。

[振付・演出] 岩渕貞太
[音楽・生演奏] 額田大志
[美術] 杉山至
[出演] 入手杏奈 北川結 涌田悠 岩渕貞太
 
公演日時 
11月19日木曜 19:30 開演
11月20日金曜 19:30 開演 
11月21日土曜 13:00 開演
11月21日土曜 17:00 開演
※受付開始:各開演60分前 開場:30分前 上演時間:約70分
 
チケット(全席指定)
前売期間:各回開演の3時間前まで
前売り一般:3,800円 U25:3,000円(25才以下の証明要) アルテ友の会:3,500円
前売扱い:武蔵野文化事業団 

【会場】
吉祥寺シアター
※JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺」駅北口より徒歩5分
http://www.musashino-culture.or.jp/k_theatre/

『Gold Experience』

 

カラダに刻まれた経験の重層を掘り下げ、幾多の記憶を超えて踊られる、身体の考古学

 

 

岩渕貞太 振付・演出による『Gold Experience』は、“一個の身体には個人の経験が記憶され、

それは文化としての歴史に遡るものであり、生物としての進化の痕跡をも含まれる”、

という先人の言葉を拠り所に、カラダに刻まれている経験の重層をダンス作品として表そうとするものです。

さらに、“武術などの古来から伝わる型には、なにものかが経験したある状態が空間として保存され、

解凍されるのを待っていると言われます。私たちの身体に潜む経験は、宇宙創成時からずーっと、

解き放たされるを窺っているのです!”と、岩渕は語り続けます。

日常では体験できないリアルな身体のチカラ、

古代や宇宙にもつながっているという身体のヒミツを堪能してください!!

 

[岩渕貞太]

舞踏や武術、生物学、脳科学等のリサーチから、身体表現メソッド「網状身体」を開発、それを基底に作品を創造。
2007-2015年、故・室伏鴻の舞踏公演に出演。舞踏は世界を先導する財産であると確信し、自身の解釈を重ねながらダンスの革新を目指す。
カラダの内臓はココロの根源であり、鼓動、呼吸、音声はその表れ、これこそダンスだと考える。

 

 

 

 

 

出演者紹介▶︎

 

 

日々の残りを言葉とカラダで純化してあらわす【入手杏奈】

幼少よりクラシックバレエを学ぶ。桜美林大学入学時よりコンテンポラリーダンスを木佐貫邦子に師事。在学中より、ソロダンス作品発表。

ダンサーとして、木佐貫邦子、近藤良平等の作品に出演。他、美術の流麻二果や佐伯和子とのコラボレーション、音楽PV(9mm Parabellum Bullet、ポルノグラフィティ、YUKI、赤い公園、スキマスイッチ等)への振付や出演を行う。
近年は、自作のテキストと共に踊るソロ作品を発表。2014年、ソロ「入手杏奈日常」で「第1回ソロダンサフェスティバル2014」最優秀賞受賞。

2018年、ソロ「四月の日記」で「SICF19PLAY」住吉智恵賞受賞。同年10月、エッセイ集「日常日記」を発売。

 

 

ダンスも超えて自在なセンスにかがやく【北川結】

6歳よりモダンバレエをはじめ、木佐貫邦子にコンテンポラリーダンスを師事。

2008年より、白神ももこ主宰のモモンガ・コンプレックスに参加、これまでほぼ全作品に出演。2011年から2016年まで、21世紀ゲバゲバ舞踊団でも活動。
近年ではケラリーノ・サンドロヴィッチ、長塚圭史などの演劇作品にも参加。

2017年、横浜ダンスコレクション コンペティションⅠにて、自身のソロ作品「タイガーリリー」が奨励賞受賞。
さらに、イラストレーター“きたがわゆう“としても活躍中。

 

 

自作短歌を詠いながら踊るソロで不二の世界を魅せる【涌田悠】

3歳よりモダンダンスを始め、柿沢ミヲ・関原亜子に師事。ダンサーとして、KENTARO!!、横山彰乃、ジュリー・アン・スタンザック等の作品に出演。また、貝ヶ石奈美主宰〈Noroc 〉のメンバーとしても活動中。
振付家としては、言葉と身体の関係性に興味を持ち、自作の短歌と共に踊るソロ作品“短歌deダンスシリーズ”を展開。『カツ丼のうた』(横浜ダンスコレクション2016出品)など6作品発表。2017年『涌田悠第一歌集』が台北に招聘、2019年『涌田悠第三歌集』がSTスポット【ラボ20#22】に選出。
さらに、歌人として、2020年に短歌連作『骨とひかり』が第63回短歌研究新人賞にて次席となる。

 

 

[照明] 川島玲子

[音響] 許斐祐 星野大輔

[舞台監督] 河内崇

[衣装] 田村香織(HAReGI)

[宣伝写真] 野村佐紀子

[宣伝美術] 鈴木成一デザイン室

[宣伝映像] 高橋萌登

[制作] 霜村和子 宮脇有紀

 

[主催] 岩渕貞太 身体地図

[提携] 公益財団法人 武蔵野文化事業団

[助成] 芸術文化振興基金 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

[協力] 急な坂スタジオ