岩渕貞太 振付・演出による『Gold Experience』は、“一個の身体には個人の経験が記憶され、
それは文化としての歴史に遡るものであり、生物としての進化の痕跡をも含まれる”、
という先人の言葉を拠り所に、カラダに刻まれている経験の重層をダンス作品として表そうとするものです。
さらに、“武術などの古来から伝わる型には、なにものかが経験したある状態が空間として保存され、
解凍されるのを待っていると言われます。私たちの身体に潜む経験は、宇宙創成時からずーっと、
解き放たされるを窺っているのです!”と、岩渕は語り続けます。
日常では体験できないリアルな身体のチカラ、
古代や宇宙にもつながっているという身体のヒミツを堪能してください!!
幼少よりクラシックバレエを学ぶ。桜美林大学入学時よりコンテンポラリーダンスを木佐貫邦子に師事。在学中より、ソロダンス作品発表。
ダンサーとして、木佐貫邦子、近藤良平等の作品に出演。他、美術の流麻二果や佐伯和子とのコラボレーション、音楽PV(9mm Parabellum Bullet、ポルノグラフィティ、YUKI、赤い公園、スキマスイッチ等)への振付や出演を行う。
近年は、自作のテキストと共に踊るソロ作品を発表。2014年、ソロ「入手杏奈日常」で「第1回ソロダンサフェスティバル2014」最優秀賞受賞。
2018年、ソロ「四月の日記」で「SICF19PLAY」住吉智恵賞受賞。同年10月、エッセイ集「日常日記」を発売。
6歳よりモダンバレエをはじめ、木佐貫邦子にコンテンポラリーダンスを師事。
2008年より、白神ももこ主宰のモモンガ・コンプレックスに参加、これまでほぼ全作品に出演。2011年から2016年まで、21世紀ゲバゲバ舞踊団でも活動。
近年ではケラリーノ・サンドロヴィッチ、長塚圭史などの演劇作品にも参加。
2017年、横浜ダンスコレクション コンペティションⅠにて、自身のソロ作品「タイガーリリー」が奨励賞受賞。
さらに、イラストレーター“きたがわゆう“としても活躍中。
3歳よりモダンダンスを始め、柿沢ミヲ・関原亜子に師事。ダンサーとして、KENTARO!!、横山彰乃、ジュリー・アン・スタンザック等の作品に出演。また、貝ヶ石奈美主宰〈Noroc 〉のメンバーとしても活動中。
振付家としては、言葉と身体の関係性に興味を持ち、自作の短歌と共に踊るソロ作品“短歌deダンスシリーズ”を展開。『カツ丼のうた』(横浜ダンスコレクション2016出品)など6作品発表。2017年『涌田悠第一歌集』が台北に招聘、2019年『涌田悠第三歌集』がSTスポット【ラボ20#22】に選出。
さらに、歌人として、2020年に短歌連作『骨とひかり』が第63回短歌研究新人賞にて次席となる。
[照明] 川島玲子
[音響] 許斐祐 星野大輔
[舞台監督] 河内崇
[衣装] 田村香織(HAReGI)
[宣伝写真] 野村佐紀子
[宣伝美術] 鈴木成一デザイン室
[宣伝映像] 高橋萌登
[制作] 霜村和子 宮脇有紀
[主催] 岩渕貞太 身体地図
[提携] 公益財団法人 武蔵野文化事業団
[助成] 芸術文化振興基金 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
[協力] 急な坂スタジオ