Asahi Art Square Grow up!! Artist Project 2011
ソロ・パフォーマンス
re-creation of 『UNTITLED』w.大谷能生
日程:2011年9月9日(金)19:30~ 2011年9月10日(土)14:00~ / 18:00~
しなやかで力強い身体を携え、多くのソロ・パフォーマンスを発表してきた岩渕貞太。
昨秋に発表した『UNTITLED』でみえてきた身体と音楽の可能性を、再び大谷能生と共に探ります。
私は[そこ/ここ]にいる。
身体、音楽、空間、それぞれの[意志/目的]を[重ね/交え]てみる。
[それ]もしくは[それら]をひとつひとつ見つめ、できるだけ意識の中で同時に取り行うこと。
それぞれに動き、ぶつかり、融合したりしながら影響しあう。
たくさんのことをできるだけ取り込んだ先に、その身体から立ち現われる風景を見てみたい。— 岩渕貞太
今回、岩渕が選んだのは『雑木林』という言葉だった。
ひとつひとつに目を向けると、いつか触れた覚えのあるような、あまり意識していないものが微かにきらめく。
よく見ると知っている、普段気に留めないものたちがたくさん在る。
例えば、それらが風に吹かれ連動する。連動して結びついているはずなのに、つながりは感じないと見えてこない。岩渕の身体もまた、ごく小さな動きや身体のある部分から発生した動きが、途切れ、形が次々に変容していく。
身体の部位が個別に意志を持つかのように見えたかと思えば、どこかにつながり、どこかまとまっているかのような存在感が生み出される。
薄く透明に近い共感覚が、観るものと動くものとの距離を微かにつなげ、意識を揺さぶる。音楽と動きが織り成す景色の中で、どこかつながった存在が浮かび上がってくる。
ひとつの身体とひとりの音楽家による『雑木林』を是非ご覧下さい。
振付・出演:岩渕貞太
音楽:大谷能生
照明:冨田章子(株式会社RYU)
美術制作:細川浩伸
制作:米原晶子
チケット:前売2,500円/当日3,000円(全席自由)
このイベントは終了いたしました
【お問合せ】
アサヒ・アートスクエア事務局[ NPO法人アートNPOリンク ] TEL. 090-9118-5171(10:00-18:00 火曜定休)
岩渕貞太 身体地図 TEL. 080-6762-4607 info@teita-iwabuchi.com
会場:アサヒ・アートスクエア(東京都墨田区吾妻橋1-23-1 スーパードライホール4F)
東京メトロ銀座線「浅草」駅 4、5番出口より徒歩5分
都営地下鉄浅草線「浅草」駅 A5番出口より徒歩10分、「本所吾妻橋」駅 A3出口より徒歩6分
東武伊勢崎線「浅草」駅より徒歩6分
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主催:アサヒ・アートスクエア 岩渕貞太 身体地図
協賛:アサヒビール株式会社
大谷能生(批評家・音楽家)
1996年~2002年まで音楽批評誌「Espresso」を編集・執筆。様々な雑誌、webへの執筆・寄稿を行い日本のインディペンデントな音楽 シーンに深く関わる。2004、2005年と菊地成孔氏と共に東京大学教養学部にて講義を担当。『東京大学のアルバート・アイラー 歴史編』『同 キーワード編』(菊地成孔・大谷能生/メディア総合研究所)として書籍化される。他にも、著書を多数刊行。音楽家としては、sim、masなど多くのグ ループに参加。またダンスや演劇公演の音楽製作、コラボレーションワークなど多方面で活動している。 http://www.ootany.com
音楽家を招きセッションを通して身体と対話する実験シリーズ。
第一回目の2010年11月には、大谷能生に音楽を依頼、3部構成のソロ・パフォーマンスを発表した。作品の核となるアイデアを共有し、互いの手法でそれぞれに具現化。ダンスのための音楽ではなく、音楽に合わせたダンスでもないパフォーマンスを目指した。
Asahi Art Square Grow up!! Artist Project
すでに発表実績のあるアーティストが自らの表現ともう一度向き合い、多角的な視点からじっくりと「考える」機会を提供するプロジェクト。公募で選ばれたサポート・アーティストに、アサヒ・アートスクエアの会場の無償提供、資金サポートなどを行っている。2011年は岩渕貞太が『UNTITLED』のリ・クリエーションに取り組んでいる。
Asahi Art Square Grow up!! Artist Project 2011
solo preformance " copse " / re-creation of 『UNTITLED』 with Ootani Yosio
Date : 9th & 10th September 2011
Venue: Asahi Art Square (Asakusa)
Teita Iwabuchi who has presented a lot of solo performances with the delicate, powerful movement.
He faces to possibility of the relation of the body and the music that has been gotten through the performance “UNTITLED” with music by Yosio Otani in last autumn.
Choreography & Performance : Teita Iwabuchi
Music: Ootani Yosio
Lighting designer: Akiko Tomita (RYU)
Art producer: Hironobu Hosokawa
Producer: Akiko Yonehara
Organized by Asahi Art Square / Teita Iwabuchi Body Map
Sponsored by Asahi Breweries Ltd.
all photo by ©bobu